とある老夫婦のお話

まずはコメント返しから。

>>えりりん
えりりんとはすっごいタイプが似てるんだと思うw
そう簡単に切り替えられないのが人間なんだよね、きっと。
多分この問題は一生ついてまわる悩みだよね……。

>>いのさん
以前テレビでやっていたのですが、男の人って同時に二つ以上のことをやるのがあんまり得意ではないようです。
ですので、いのさんの方法も正解なんですよね。
でも、それが上手くできないから……大変ですよね……。

>>4号さん
追い討ちをかけられるのはしんどいですよね……。
でも、同じような悩みをみんな抱えてるんだな、って考えるとちょっと気持ちが楽になりますw

>>alsuさん
僕も寝たら忘れているタイプ……だったんですが、最近はちょっと数日引きずってしまうことが多いです。
そういう記憶は抹消できたらいいですよね……。


皆さん、同じ悩みを抱えているんですね……。
コメントありがとうございました!



さて、本題へ。
まぁ、思い出したくもないので割愛しますが、今週は異動前の店舗でアルバイトでした。
ただ異動が決まってから、仲良しになった常連の人達には自分がこの店舗からいなくなる、っていうのは伝えたかったんです。
ある程度は伝えていたのですが、実は一組、とある老夫婦には最後まで伝えることができていませんでした。

そのお二人に特別な接客をしていたわけではありませんでした。
強いてあげるなら、何度もいらっしゃってくれていたから、お気に入りの部屋の番号を知っていて、いつもそこへ案内していたくらいかな。
それか、ドリンクバーの使い方を教えたりとか、いつもの部屋が使えなかったりする時は謝罪して部屋移動をしたり。
今度大人数で使う時があるから別の広い部屋を見せて欲しいといわれ、ちょうど空いてたから案内してみたりとか。
割と普通のこと、だったと思います。
あとはまぁ、僕の顔を覚えていてくれて、部屋の外ですれ違った時とか会釈してくれたりするからこちらもご挨拶したりとか、本当そのくらい。


しかし、三日前の火曜日。
伝えていなかった老夫婦が久しぶりに来店してくれたのです!
受付の際、いつものお部屋に案内する際に、もうこの店舗からいなくなってしまうことを伝えました。
すると……

「それは残念だわ、寂しくなるわね……。いなくなってしまうことが分かっていたら、何か用意して持っていったのに……」

と、とても残念そうにしていらっしゃいました。

僕なんてただのアルバイトの一人でしかないのに、そこまで思ってくれたのか、とちょっとこみ上げてくるものがありました。
確かに他の人と対応が違ったのかもしれないけど、仲良くなったっていうだけであって特別割引していたわけでもないのに……。

その後僕が休憩中に老夫婦は退室されたのですが、その際も嬉しい事を言ってくれていたようなのです。

「彼の姿を見るだけで安心できるのよ。だからいなくなってしまうのは寂しいわ」

と言っていたそうです。
就職活動失敗してフリーターでやっている僕だけど、ここまで言ってくれる人に出会えたことはかけがいのないものだな、と思いました。

これからも色々頑張ろう。
そう思えた一日でした。